プレーヤーには、あった方が良い機能と、なくてはならない機能があります。
レジューム機能 | これがないと、電源を切るたびに一曲目に戻ってしまいます。最後に聴いていた曲の途中から続きが聴ける曲中レジュームがベストですが、最低でも、最後に聴いていた曲の先頭から再生が始まる曲頭レジュームぐらいは搭載していないと、不便でなりません。激安MP3プレーヤーの中には、たまに搭載してない機種があるので注意が必要です。 |
シャッフル(ランダム)再生機能 | 曲を順番通りではなく、ランダムに再生する機能です。全体、フォルダごとなど、範囲を指定できるプレーヤーもあります。プレーヤー自体にランダム再生機能がなくても、パソコンからプレーヤーに曲を転送する際に、順番をバラバラにしてくれるソフトを使うことで、代用できないこともありません。 |
イコライザ機能 | 曲に迫力がない時に低音を強調したりできる機能ですが、使用するとバッテリーの消費が激しくなります。また、激安MP3プレーヤーに搭載されたイコライザは性能が悪くて使い物になりません。「MP3変換上級編」で紹介している「FabulousMP3 」を使えば、低音を強調した音でMP3ファイルが作れるので、プレーヤーのイコライザ機能に頼らなくてよくなり、バッテリーも長持ちします。 |
サラウンド機能 | バーチャルサラウンドヘッドホンを使わなくても、普通のイヤホンで音が立体的に聴こえるようなエフェクトです。搭載されている機種は少ないですが、使用するとバッテリーの消費が激しくなります。「MP3変換上級編」で紹介している「FabulousMP3 」を使えば、このエフェクトを適用した状態の音のMP3ファイルが作れるので、サラウンド機能のないプレーヤーでも再生できますし、バッテリーも長持ちします。 |
液晶画面 | 画面がついてないと、たくさん曲を入れている時に任意の曲を探し当てるのが大変です。ただ、液晶画面がある機種は落とすと割れる可能性があるので、スポーツ中に使用する用途や小さな子供用には、雑に扱っても壊れにくい液晶画面のない機種の方が良いかもしれません。 |
デザイン | そもそも音楽を聴く時はプレーヤー本体はポケットやカバンに入れますし、手に持つ場合も日本人は貧乏性なので、iPodにカバーをかぶせたりして使用する習性があります。かといってカバーなしで使って傷だらけになっている本体は、正直見られたものではありません。つまり、デザインにこだわるなら、プレーヤー本体ではなく、カバーやケース、耳かけヘッドホンなど目立つ部分にお金をかけるべきだと思います。 |
サイズ | 小さいに越したことはありませんが、バッテリーも小さくなると、電池の持ちは悪くなります。プレーヤー本体がどんなに小さくなろうが、結局イヤホンやヘッドホンの大きさは必要なわけで、あまり小ささにこだわる必要はないでしょう。
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