CDやMDがなくても、パソコンは音楽を再生することができます。それは右図のような仕組みになっているからです。 パソコンに記録された音声データの電気信号をパソコンに内蔵されているサウンドチップに送ると、サウンドチップがスピーカーやヘッドホンから私達に聞こえる音として出力する仕組みになっています。 つまり、パソコンからこの機能だけを取り出した音楽再生専用機が、CDやMDプレーヤーというわけです。音声データはパソコンのハードディスクではなく、CDやMDのディスクに入っているわけです。 |  |
そしてCDやMDの代わりに、デジカメなどでも利用されているメモリーカードを使用した音楽再生専用機を、MP3プレーヤーといいます。MP3プレーヤーの中で一番有名なのが、Apple社が販売している『iPod』 です。iPodのようにメモリーカードがプレーヤー本体に内蔵されていて、交換不可能な機種もあります。携帯電話の中にも、MP3の再生に対応した機種がいくつかあります。