MP3作成上級編

「FabulousMP3」はクレジットカードを持っている人ならvectorで4,095円でダウンロード購入できますが、購入前に90秒までプレビュー・変換機能を試用できるので、音がどのように変わるか試してみましょう。また、高音質なMP3を出力するために「Exact Audio Copy」でも使った「Lame」も一緒にダウンロードしておきます。

 ・FabulousMP3 (vectorのページ)(1.4MB)
 ・Lame 3.98-2(0.6MB)

インストール手順

・ダウンロードした「fbmp3_setup.exe」を実行して、「FabulousMP3」のインストールを完了します。

・インストール先を変えていなければソフト本体は「C:\ProgramFiles\fbmp3」の中にあるので、この中にダウンロードした「lame3982.zip」を解凍してできる「lame.exe」をコピーします。(他のファイルは不要)

・「FabulousMP3」を起動し、画面上のメニューから[エクスポート]→[外部MP3エンコーダーの設定]を選択。

・[外部MP3エンコーダーを使用する] にチェック ・[外部エンコーダー(EXE)のパス:] で[参照]をクリックし、「Lame.exe」の場所を指定。インストール時に変更していなければ、  C:\Program Files\fbmp3\lame.exe になります。

・[パラメータ(コマンド引数):]に、以下の文字を入力します。

--abr 96 %1 %2

この音質で圧縮すると、1分間0.72MBになります。音楽CDの約14分の1のサイズ。一般的なMP3は音楽CDの10分の1サイズにするのが主流ですが、それよりもさらに小さく設定しています。しかしやってみると分かりますが、聴けない音質ではありません。この音質なら容量が512MBしかないpokeotoでも、10時間分の音楽が入れられるのと同時に、一曲あたりのデータのサイズが小さいので、電池の持ちもよくなります。(皆さんが1分間に400文字読むのと800文字読むのでは、どちらがパワーを使うか…と一緒の原理です) 音の悪さに我慢できない人は、「96」を「128」「160」「192」あたりに変えてください。(数字が大きいほど音質は良くなりますが、容量が増えます)

ただし、今回のように音質を落として作成したMP3ファイルは、元の高音質なMP3ファイルに戻すことはできないので、変換後も最高音質で保存しているMP3は削除しないように気をつけましょう。


操作方法の解説は次のページ。